男性のための日焼け止めクリームの選び方と落とし方
日焼け止めというと、女性がするものだというイメージを持っている方も少なくないと思います。
男性の場合、紫外線をそれほど気にしないという方もいると思いますし、日焼け止めクリームを塗るのは面倒だという方もいらっしゃるでしょう。
また、日焼け止めクリームはどういったものを選んだらよいのかわからないし、日焼け止めの落とし方もよくわからないので、日焼け止めをしないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな男性のために、日焼け止めクリームの選び方や日焼け止めクリームの落とし方などをわかりやすくご紹介します。
日焼け止めクリームの選び方
日焼け止めクリームひとことでいってもいろいろなものがありますので何を基準に選んだらよいのか迷うのではないでしょうか?
日焼け止めクリームを良く見ると、SPFやPAという表示が書いてあります。
SPFというのは、紫外線B波(UVB)をカットする力を示すもので、お肌が赤くなるまでの時間を何倍まで延ばすことができるかという目安になります。
例えば、SPFが2であれば、お肌が赤くなるまでの時間を2倍に延ばすことができるということです。
SPF値が高いほど紫外線防止効果が高くなります。
もうひとつのPAというのは、紫外線A波(UVA)をカットする力を示すもので、4段階の「+」マークで表示され、「+」の数が多いほど紫外線防止効果が高くなります。
そこで、SPF値やPA値の高いものを選んだほうがよいのでは?と思うかもしれませんが、実はSPF値やPA値が高いものというのは、お肌にダメージを与えてしまうので、あまりよくありません。
もちろん、たまにしか日焼け止めを使わないという方であれば良いのですが、毎日使用する場合には、お肌にとってかなり負担がかかってしまいますので、お肌の弱い方はかぶれてしまう恐れもあります。
日焼け止めを日常的に使用する場合は、SPF値は「20」、PA値は「++」くらいがちょうど良いでしょう。
しかし、海や山などのリゾート地に行ったときは、かなり紫外線が強いので、その場合はSPF値やPA値が高いものでないと効果がないのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。
この場合は、SPF値やPA値が高いものを選ぶとお肌が弱い方はかぶれてしまうこともありますので、普段使っているSPF値は「20」、PA値は「++」のものを厚塗りするほうがお肌のダメージは少ないのでおすすめです。
日焼け止めクリームの落とし方
日焼け止めクリームは、洗顔料だけで落とすことができるのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。
日焼け止めクリームにも様々な種類のものがありますので、一概には言えません。
一般的な日焼け止めクリームであれば、洗顔料だけでもほとんど落すことができます。
紫外線吸収剤不使用タイプである場合は洗顔料だけでも落ちることが多いようです。
しかし、水に強いウォータープルーフやスポーツ用の強力な日焼け止めは、洗顔料だけでは落とすことができませんので、洗顔の前にクレンジングをしなければなりません。
クレンジングをするときは、お肌の上でクレンジング剤と日焼け止めクリームをやさしくなじませていき、力を入れずにやさしくゆっくりと溶かしていくのがポイントです。
なお、クレンジング剤に「W洗顔不要」と書いてあれば、洗顔は不要です。
クレンジングは、通常はメイク落としのときに使うものなので、男性の人は使ったことが無いかもしれませんので、どういったものを選んだらよいのかわからないのではないでしょうか?
そこで、次にクレンジング剤の選び方を説明します。
クレンジング剤の選び方
クレンジング剤には界面活性剤が入っていますので、お肌にとってはあまりよくありません。ですから、できるだけお肌への負担が少ないものを選ぶことが大切です。
一番お肌への負担が少ないのは、敏感肌用のクリームタイプのものです。
クリームタイプのものは、比較的刺激が弱いですし、敏感肌用であればさらに良いでしょう。
反対に、オイルタイプのものやふき取りタイプのものはかなり刺激が強いので、お肌の強い人は大丈夫ですが、お肌の弱い人は肌荒れの原因になります。
まとめ
日焼け止めクリームの選び方や落とし方、クレンジング剤の選び方を説明してきましたが、いかがでしたか?
日焼け止めクリームを塗ったり、落としたりというのは面倒だと思いますが、お肌のためを思ったら、男性であっても日焼け止めを塗ったほうが良いと思います。