びわアレルギーの症状と対処法について
びわを食べたら口の周りがかゆくなった、喉の奥が痒くて違和感がある。あなたはこのような経験がありますか?
それはびわアレルギーかもしれません。でも、びわアレルギーなんて聞いたことがないという人もいらっしゃると思います。
そこで、びわアレルギーの症状にはどういったものがあるのか、そしてびわアレルギーになったときの対処法について調べてみました。
びわアレルギーの症状とは
びわアレルギーなのか、そうでないのかを判断するためにはびわアレルギーの症状を知っておく必要がありますね。びわアレルギーとは果物アレルギーの一種で、正確には口腔アレルギー症候群といわれています。
びわはバラ科の植物なので、びわ以外のバラ科の植物(モモやイチゴ、リンゴ、ナシ、サクランボなど)にもアレルギー反応を起こすおそれがあります。
びわアレルギーの症状は、びわを食べて15分以内に起きやすく、具体的には、びわを食べた後に口の周りがかゆくなる、喉の奥がかゆくなる、耳の奥がかゆくなるなど、様々な症状があります。
ひどい場合は唇が腫れたり舌に違和感を覚えたりすることもあります。
びわアレルギーの症状でじんましんは要注意!
びわアレルギーの症状として、ごくまれに、アナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。
アナフィラキシーショックを起こすと、じんましんが出たり、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などの症状が出る場合もあります。
ひどい場合には、呼吸困難になり、命に関わることになるケースもありますので、注意が必要です。
こういったときは直ちに医療機関を受診するようにしてください。
びわアレルギーの対処法
びわアレルギーの人は、当然びわを食べないのが一番良いのですが、自分がびわアレルギーだということを知らなかった場合に、アレルギー症状が出たらどのように対処すればよいのでしょうか?
もし、びわを食べて違和感があったら、吐き出すことが可能であれば、すぐに吐き出すようにしましょう。
それでも間違って食べてしまった場合、ちょっと様子を見て、痛みなどがすぐにおさまれば良いのですが、そうでない場合はできるだけ早く医療機関を受診するようにしましょう。
特に、血圧低下や呼吸困難、意識障害、じんましんなどの症状が出た場合は、アナフィラキシーショックが疑われますのですぐに医療機関を受診しましょう。
びわアレルギーなどの食物アレルギーの場合、何科に行けばよいのかというと、一番良いのはアレルギー科です。
症状が軽い場合であっても、アレルギー症状が出た場合は、一度アレルギー検査をして、自分が何のアレルギーなのかしっかりと把握しておくようにしましょう。
まとめ
びわアレルギーの症状や対処法について説明してきましたが、いかがでしたか?
びわアレルギーは、大人になってから発症することもありますので、今までなんでもなくても、ある日突然びわアレルギーになるかもしれませんので、こういった知識を持っておくと、いざというときにもすぐに対処できますね。