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ぎっくり腰の応急処置の方法(ツボ押し、ストレッチ、湿布など)をご紹介!

ぎっくり腰に突然なってしまうとどうして良いのかわからなくなりますよね。突然の激しい痛みで、歩けなくなったりしますので、生活に困りますよね。

 

ですから、できるだけ早く治したいところですが、とれあえず応急処置としてどうするのが一番良いのか知っておくと良いですよね。

 

そこで、ぎっくり腰になったときの応急処置について、ツボ押しやストレッチ、湿布のしかたなどをご紹介します。

 

ぎっくり腰になったらまず最初にやることは?

 

ぎっくり腰になったら、まず最初に氷などで腰を冷やします。座布団などをおなかに当てた状態でうつぶせになり、10分くらい氷で腰を冷やします。

 

その後、最初はとても痛くてあまり動けないと思うので、しばらく安静にしていたほうが良いでしょう。

 

しかし、ずっと寝たままではかえって治るのが遅くなりますので、徐々に動ける範囲で動いていったほうが良いでしょう。

 

ツボ押しやストレッチなども無理の無い範囲で行うと早く治るかもしれません。

そこで、次にツボ押しやストレッチの方法をご紹介します。


ぎっくり腰に効くツボ押しのしかた

 

ぎっくり腰の応急処置としては、ツボ押しがとても効果的です。そこで、ぎっくり腰に効くツボをご紹介します。

 

まず最初に、昆侖(こんろん)というツボを押します。昆侖のツボの位置は、足の外くるぶしとアキレス腱の間のくぼんだ部分です。

 

ここを、息を吐きながら3秒間押し、息をすいながら力を抜きます。これを左右の足についてそれぞれ5回くらい行います。

 

次に、大巨(だいこ)というツボを押します。大巨(だいこ)は、おへそから指3本分横の位置からさらに下へ指3本分下がったところです。(左右それぞれにあります)

 

この位置を4本の指(人差し指、中指、薬指、小指)で、左右同時に5回くらい回転(外回り)させながらもみます。これを5回くらい行います。

 

最後に、腎愈(じんゆ)というツボを押します。腎愈は、ちょうどおへその裏側の位置にあり、背骨から指の幅2本分外側の位置にあります。

 

ここを押すのですが、指で押すのではなく、こぶしを握って間接をあてるようにして押します。仰向けになってひざを立て、握ったこぶしをさしいれ、指の根元にある間接の頭をツボに当てます。

 

ツボを押すときは、息をはきながら頭を上げてこぶしに体重をかけます。(3秒間くらい)

 

そして息を吸いながら元に戻って力を抜きます。これを5回くらい行います。


ぎっくり腰に効くストレッチ

 

ぎっくり腰になったときの対処法として、ストレッチの方法をご紹介します。

 

1、四つんばいになって、左右の足を組みます。

2、ひざを床につけたまま、足を上に上げます。(10回くらい)

3、足を組み替えて2と同じことをやります。

4、腰を左右に10回くらい動かします。

5、足を組み替えて4と同じことをやります。

6、腰を時計回りと反時計回りにそれぞれ10回くらい動かします。

7、足を組み替えて6と同じことをやります。

8、ひざをついたまま、腰だけを上下させます。(5回くらい)

9、足を組み替えて8と同じことをやります。

 

ストレッチのしかたは以上のとおりですが、ストレッチをして痛みを感じる場合は、無理にしないようにしてください。


ぎっくり腰の湿布は温湿布と冷湿布ではどちらが良いのか?

 

ぎっくり腰になったら、湿布を貼ると良いと聞きますが、冷湿布と温湿布のどちらが良いのか迷うところですね。

 

調べてみると、ぎっくり腰の場合、急性の腰痛なので、炎症が起きている可能性が高いので、一般的には消炎作用のある冷湿布のほうが適しているといえます。

 

しかし、ある程度落ち着いたら、冷湿布と温湿布のどちらか自分が心地よいと思うほうを使用するという説もあるので、最初の2~3日は冷湿布で冷やして、その後は温湿布にするというのも良いかもしれません。

 

ただし、この判断は素人では難しいので、もしわからないのであれば冷湿布のほうが良いかもしれませんね。

 

ぎっくり腰を早く治すにはコルセットをつけたほうが良いのか?

 

ぎっくり腰になったら、コルセットをつけたほうが良いとよく言われますが、本当のところはどうなのでしょうか?

 

ぎっくり腰を起こした場合はできるだけ腰部に負荷をかけないよう安静にすることが大切なので、そういった意味ではコルセットを使用することで腰の負担が少なくなるので良いかもしれません。

 

しかし、コルセットをつければ、ぎっくり腰が早く治るかというと必ずしもそうとは限らないようです。

 

実際に世界の多くの国の診療ガイドラインでは、ぎっくり腰は3日以上の安静は良くなく、痛みの範囲内で動いた方が良いといわれているそうです。

 

最初のうちはコルセットをつけたほうが良いかもしれませんが、3日以上つけていると逆に治るのが遅くなるかもしれません。

 

私も以前、ぎっくり腰になったときにコルセットはつけませんでしたが、3日ぐらいでかなり良くなってきました。

 

ですから、コルセットをつけるにしても1日か2日程度にしたほうが良いかもしれませんね。