浴衣の帯の結び方 男性が旅館や温泉で浴衣を着るときどうする?
男性の場合、浴衣を着る機会というのはあまりないので、いざ浴衣を着るときになると、帯の結び方がわからなくて困ってしまいますよね。
ですから、できることなら浴衣を着ないようにしたいところですが、そうは言っても旅館や温泉などに行ったときは、浴衣を着なければならなくなることもあると思います。
そこで、男性が旅館や温泉で浴衣を着るとき、帯をどのように結ぶと良いのかをご紹介します。
普通の浴衣は、補正用のタオルや腰ひもを使いますが、旅館の浴衣の場合はそういったものはほとんど使わないので、普通の浴衣よりも簡単に着ることができます。
浴衣の帯の結び方 男性の場合は? 結び方の種類について
男性浴衣の帯の結び方の種類には、貝の口、浪人流し、片ばさみ、ちょうちょ結びなどがあります。
帯には角帯というかたい帯と兵児帯というやわらかい帯があり、帯の結び方は、帯の種類によって異なるようです。
角帯というかたい帯の場合は、貝の口、浪人流し、片ばさみなどの結び方をしますが、兵児帯というやわらかい帯の場合はちょうちょ結びです。
浴衣を着る場合、一般的には貝の口という結び方をすることが多いようですが、これは初心者にとってはかなり難しいと思いますし、旅館などにある浴衣の帯はやわらかいものなので、一番簡単なちょうちょ結びが良いでしょう。
男性の浴衣の帯の結び方 最も簡単なのはちょうちょ結び
ちょうちょ結びは、男性用浴衣の帯の結び方の中でも、最も簡単な方法です。結び方は一般的なちょうちょ結びと同じですが、帯の巻き方や結び目などを正しく行わないとおかしくなってしまいますね。
まず最初に、右側の襟が下、左側の襟が上になるように浴衣を着ます。
このとき、上体をまっすぐに保ちながら襟元を腰に合わせるように意識することが大切です。
次に、腰骨の上に帯を乗せ、帯を前から後ろに回して、もう一度前に持ってきます。
このとき、浴衣のしわを伸ばしながら巻くようにします。大体2周ほど巻くのが一般的ですが、帯が長いときは3周巻いても良いでしょう。
帯を巻き終わったら、ちょうちょ結びをします。
ちょうちょ結びを簡単に説明すると、左側の帯が下になるようにして結んだら、左側の帯で輪をつくり、右側の帯を上からかぶせ、かぶせた帯をくぐらせたら、輪を整えます。
最後に、結び目の位置をどうするのか気になるところですが、男性の場合、帯の結び目は後ろにくるようにしましょう。
浴衣の帯の結び方のまとめ
浴衣の帯の結び方にはいろいろな種類があり、一般的には貝の口という結び方をすることが多いようですが、旅館などにある浴衣の帯はやわらかいものなので、一番簡単なちょうちょ結びが良いでしょう。