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お墓参りのお花の買い方や値段の相場は? お墓参りのやり方をわかりやすく解説!

お墓参りを初めてやることになった時、どのようにしてよいのかよくわかりませんよね。

 

お墓参りに行くときは、お花を持っていかなければならないのはわかっているのですが、どこでどういったお花を買っていけばよいのでしょうか?

 

そのほかにもお墓参りに行ってやらなければならないことがいろいろとありますよね。

 

そこで、お墓参りのお花の買い方や値段の相場など、お墓参りのやり方で最低限抑えておくべきことをわかりやすく説明しますので、お墓参りに行くときには参考にしてください。


お墓参りの時期について

 

お墓参りというのは、基本的にはいつ行っても良いので、自分が行きたいと思ったときに行けばよいのですが、一般的にはお彼岸やお盆、命日に行く人が多いようです。

 

お彼岸というのは、春分の日秋分の日を含む前後3日間のことで、ご先祖様と交流できる日であるといわれています。

 

お盆は、8月13日から16日までの4日間(一部の地域を除く)のことで、ご先祖様がこの世に帰ってくる日であるといわれています。

 

命日とは故人が亡くなった日のことなので、毎年1回あります。


お墓参りに行くときの持ち物について

 

お墓参りに行くときは何を持っていけばよいのでしょうか?

 

まず服装についてですが、これは特に決まりはないので、特に派手な服装でなければ、普段着で大丈夫です。

 

お墓参りにいくときの持ち物については、数珠、お線香、ライター、お供え物、お花などを持っていけばよいでしょう。

 

掃除道具は墓地にそろっていることが多いようです。

 

持ち物の中でも不可欠なのは、お線香とお花です。お線香とお花は、墓地の周辺の石材店や花屋で購入することができます。

 

そこで、次にお墓参りに持っていくお花について詳しく説明します。


お墓参りに持って行くお花について

 

まず、お墓に持って行くお花の種類は何が良いのか気になると思いますが、お花の種類については特に決まりはありません。

 

しかし、すぐにかれてしまうお花よりは、長持ちするお花のほうが良いですね。

そういった意味では、菊はおすすめです。

 

菊の花は長持ちしますし、枯れても散乱しません。

 

そのほかにお墓にお供えする花としておすすめなのは、カーネーショングラジオラス、りんどう、グラジオラスなどです。

 

春ならば、カーネーションやアイリス、夏はグラジオラス、秋はりんどうやコスモス、冬はスイートピーなどがおすめです。

 

ただし、匂いの強すぎる花や毒性のある花、とげをもつ花は避けたほうが良いでしょう。

 

匂いの強い花の代表的なものとしてはユリが挙げられます。毒性がある花というのは、キョウチクトウ曼珠沙華などです。とげをもつ花は、バラなどがあります。

 

また、朝顔は弦が伸びますので、こういったツル性の花も避けたほうが良いでしょう。

 

なお、お花には生花と造花がありますので、どちらでも良いのか気になると思います。

 

基本的にはどちらでも良いと思いますが、生花は、お花が枯れたり散乱したりしますが、造花はそういったことがないので良いです。

 

最近では、霊園によっては、生花のお供えを禁止し、造花に限定しているところもあるようなので、事前に確認したほうが良いかもしれませんね。


次に、お墓参りのお花の値段の相場についてですが、墓地の周辺の石材店や花屋で購入する場合は、花束とお線香のセットで、1500円から2000円くらいで購入できます。

 

お花屋さんやスーパーなどでお花のみ購入する場合は、500円~1500円くらいで購入できます。

 

ただし、お花は値段が高ければ良いというわけではありませんので、値段はあまり気にしなくても良いでしょう。


お墓参りの手順及びお花の供え方


まず初めに、故人に挨拶をして、お墓の掃除をします。

墓石の周辺の草取りや落ち葉を集めましょう。

花立に古いお花がある場合は取り除きます。

 

花立や線香皿などの小物も洗い、墓石をやわらかい布やスポンジで洗いましょう。

お墓の掃除が終わったらお墓にお水をかけてご先祖様の霊を清めます。

 

お清めが終わったらお供え物とお花をお供えします。供え物は、半紙や懐紙を敷いてその上にお供えし、お花は、きれいに洗った花立に清潔なお水を入れ、お花をお供えします。

 

お墓参りの花の供え方で注意すべき点は、葉の部分を水につけないようにするということです。葉が水につくと水が腐り、それにより花も腐りやすくなるからです。

 

また、花を長持ちさせるためには、花の根元の切り口部分をとると良いでしょう。

 

茎にある導管に空気が入り吸水面も広くなり、水の吸い上げが良くなり花を長持ちさせることができます。

 

バケツに水を入れ、茎を水中に浸したまま、よく切れるはさみで斜めにきれいに切りましょう。

 

お供え物とお花をお供えしたら、お線香をあげましょう。


お墓参りのお花を片付けについて お花は持ち帰るべき?

 

お墓参りをした後は、お供えしたお花はそのままにして帰ってよいのでしょうか?

 

頻繁にお墓参りをする人は、そのつどお花を取り替えることができるので、そのまま帰っても何の問題もありませんが、そうでない場合は、お花が枯れたり散乱したりしますよね。

 

墓地の管理者が定期的に掃除をしているのであれば良いのですが、そうでない場合は、お供えしたお花を持ち帰るという方法があります。これはマナー違反ではなく、実際にこれを推奨している墓地もあるようです。

 

ですから、特に墓地などで定期的に掃除をしてないのであれば、お供えしたお花は持ち帰るようにしたほうが良いでしょう。

 

持ち帰ったお花は、自宅に飾っても良いのですが、仏壇に飾るのは良くありません。

 

一度お墓にお供えしたお花は、ご先祖様に捧げたものなので、それを引き取ってきて家にある仏壇に供えるのは失礼だと考えられているようです。


最後に

お墓参りのお花の買い方や値段の相場などを中心に、お墓参りのしかたのポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

 

お墓参りに初めて行く人にとっては、いろいろと戸惑うこともあるかと思いますが、あまり細かいことは気にせずに、まずはお墓参りに行くということが大切です。

 

時期にとらわれずに、自分がお墓参りに行きたいと思ったときに、行ってみるのが良いかもしれませんね。